おさんぽ日和

イラストレーターすずきもものブログ。のんびりゆっくり更新中!

子どもたちの未来を創る会のフォーラムの報告です*

第1回のテーマは「原子力はほんとうに理想のエネルギーなのか?」です。

会場には180人の人があつまり、およそ3時間のフォーラムに耳を傾けていました。

講演を行った方は2人

一人は泊まり原発のある岩内町で保育士を営んでいた齋藤武一さん。最近よくお名前を聞く方ですがお話は今回はじめてです。このかたは30数年前泊まり原発が立った頃、25歳だったそうです。

その頃の泊はすけそうたら漁が盛んでした。そのすけそうたらは水温に敏感で0.5度水温が違うだけで、来ないと言うことがあり、原発からでる排水で海水温が上昇するのではと危惧した漁師たちが、反対運動を行っていたそうです。その運動もむなしく立ってしまい、齋藤さんは本当に海水温が上がるのか30年毎日計ったそうです。それだけでもすごいことです。市民科学者とその記録を出版してくださった出版社の社長さんが付けてくれたそうですが、本当に市民の目で語られるのでわかりやすかったです。

もう一人は北海道クリーンファンド 鈴木亨さんの自然エネルギーの話。

自然エネルギーへの取り組みを紹介しつつ、北海道でも原子力に頼らず、自然エネルギーで対応して行くことなど具体的なこと、今まで活動されて来た市民風車などのことなど、話していました。

より具体的で、私たちがどのようにここから先に進んで行くべきかということをすんなり考えさせてくれました。

「電力は消費する物で販売されている他の生活用品と同じなのだけど、今の状況は選べない。与えられるままの電力を消費している。だから選べるようになるべきだし、いろいろなやり方や方法がある」と言った提言もされていました。気になったのは市民がグループで自分たちのエネルギーをまかなう方法を立ち上げているとのこと。

自治体や村ごと、もっと小さなマンション1個分とかの発電が出来るようになればすごくいいなぁと思った私です。



この2人に引き続き、ネイバーズの吉田三千子さんがフクシマのボランティアに行った際の様子を話してくださいました。フクシマの小学校でグランドなどの土を5センチ剥いだとニュースで流れていました。それを聞いた私は、すこしほっとしたのですが、実際はそのはいだ土(汚染された土です)は引き取り手も、持って行く場所もなく、校庭やグランドの片隅に寄せ集められ、ブルーシートをかけたまま、その後アスファルト?(だったかな?)でかたメラレルと言うだけの処理だそうです。なんで、取り除いた土の持って行くところを決めないままなのだろう?



そして、フロアーにはフクシマから移住して来た方がいらっしゃいました。

福島市のそばの山裾で果樹園を営む9代目の農家の方です。

その方は3月11日の地震後、何か予感がしてすぐ、家族で避難したそうです。(小さいお子さんが2人)その後、水蒸気爆発(今となってはメルトダウン??)があり、そのまま避難し続けることにしたそうです。

北海道に行くことを決めて、何度か家に帰る中、本当に放射能とは恐ろしい物で匂いもなければ色もない、無味無臭なので何がどう変わったのかわからないのです。なかったことにしたいと思えば出来る。農業者であるので畑などがどうなっているのか測定したくなり、ガイガーカウンターを借りて計ったそうです。家の中で0,5ミリシーベルトと話されていました。畑の数字はきっといえない数儀だったのではと予想されます。

友人や知人にここに居たら被爆するから一緒に避難しようと話したそうですが、職がなくなる、家のを新築したばかり、いろいろな理由で離れられない人たちが居る。それも自分の子ども達と同じような子どもがあるのに。



吉田さんがいいます。

この先フクシマの子ども達は放射能は怖くないと言うことを教えられて育つのでは。原子力は自然エネルギークリーンなエネルギーと教えて来たように。そしてきっと小児がんが増えるであろうと。

農家の方はいいます。

今フクシマでは異常ななかで被爆しながら生活しているのです。せめて子ども達だけでも安全なところで生活させてあげたい。



いま、原子力を辞めてもこの後30年以上を管理して行かなければならないし、

その頃は少子化で人口が少なくなっている(税収も少なくなる)なんという負を未来に残しているのだろうと、1日でも早く原子力に頼らない生活を私たちが大人が意識をもって進めて行かなくてはと感じたフォーラムでした。



本当はディカッションもあったのですがとりあえず今日はここまで。
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by osanpobiyori_momo | 2011-06-03 09:46 | イベント | Comments(0)
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